みずへび座(Hydrus)

みずへび座(小さな水ヘビ)は南天の星座で、12月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はみずへび座β星(2.8等)です。みずへび座の面積は243平方度で、88星座のうち61番目の大きさです。

更新日:

みずへび座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図
みずへび座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

この画像をウェブサイトに埋め込む

このHTMLをページに貼り付けてください。ライセンスで求められる出典表示付きで画像が表示されます。

みずへび座の詳しい星図

みずへび座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(ギリシャ文字)、IAUの星座境界と隣の星座入り
みずへび座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Hydrus(属格:Hydri)
略符Hyi
意味小さな水ヘビ
面積243平方度(88星座中61位)
位置赤経 2.3時、赤緯 −71°
全体が見える範囲北緯8度〜南緯90度
見ごろ12月(21時ごろ)
最も明るい星みずへび座β星
6等星より明るい星20個
固有名のある星(IAU)なし
メシエ天体なし
隣の星座かじき座、エリダヌス座、とけい座、テーブルさん座、はちぶんぎ座、レチクル座、きょしちょう座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

みずへび座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、みずへび座の全体が地平線の上に昇ることはありません。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では沈むことがなく、南の空で高度約54°まで昇ります。前後の月(11月と1月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

みずへび座はかじき座、エリダヌス座、とけい座、テーブルさん座、はちぶんぎ座、レチクル座、きょしちょう座と接しています。

夜空でのみずへび座の位置。周りのかじき座、エリダヌス座、とけい座、テーブルさん座、はちぶんぎ座、レチクル座、きょしちょう座とともに表示
周りの星座の中のみずへび座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

みずへび座の主な星

みずへび座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が20個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—みずへび座β星2.8G2IV—
—みずへび座α星2.86F0V—
—みずへび座γ星3.24M2III—
—みずへび座δ星4.09A3V—
—みずへび座ε星4.11B9V—

みずへび座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、みずへび座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のみずへび座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
みずへび座の星座線。文字のないみずへび座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

みずへび座は、1590年代にオランダの航海士ピーテル・ディルクスゾーン・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが設け、ペトルス・プランシウスとヨハン・バイエルが発表した星座です。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

みずへび座についてのよくある質問

みずへび座でいちばん明るい星は?

みずへび座β星で、明るさは2.8等です。

みずへび座はいつ見える?

みずへび座は12月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯8度から南緯90度までの地域です。

みずへび座にはいくつの星がある?

みずへび座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は20個です。IAUの正式な固有名をもつ星はありません。

みずへび座の名前の意味は?

みずへび座の学名「Hydrus」は、ラテン語で「小さな水ヘビ」という意味です。略符はHyiです。β Hydri(みずへび座β星)のような星の符号には、属格のHydriが使われます。

隣の星座

このページの誤りを報告する