きょしちょう座(Tucana)

きょしちょう座(オオハシ)は南天の星座で、11月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はきょしちょう座α星(2.86等)です。きょしちょう座の面積は295平方度で、88星座のうち48番目の大きさです。

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きょしちょう座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図
きょしちょう座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

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きょしちょう座の詳しい星図

きょしちょう座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(ギリシャ文字)、IAUの星座境界と隣の星座入り
きょしちょう座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Tucana(属格:Tucanae)
略符Tuc
意味オオハシ
面積295平方度(88星座中48位)
位置赤経 23.8時、赤緯 −65°
全体が見える範囲北緯15度〜南緯90度
見ごろ11月(21時ごろ)
最も明るい星きょしちょう座α星
6等星より明るい星27個
固有名のある星(IAU)なし
メシエ天体なし
隣の星座つる座、みずへび座、インディアン座、はちぶんぎ座、ほうおう座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

きょしちょう座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、きょしちょう座の全体が地平線の上に昇ることはありません。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では沈むことがなく、南の空で高度約60°まで昇ります。前後の月(10月と12月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

きょしちょう座はつる座、みずへび座、インディアン座、はちぶんぎ座、ほうおう座と接しています。

夜空でのきょしちょう座の位置。周りのつる座、みずへび座、インディアン座、はちぶんぎ座、ほうおう座とともに表示
周りの星座の中のきょしちょう座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

きょしちょう座の主な星

きょしちょう座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が27個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—きょしちょう座α星2.86K3III—
—きょしちょう座γ星3.99F1III—
—きょしちょう座ζ星4.23F9V—
—きょしちょう座β1星4.37B9V—
—きょしちょう座δ星4.48B9.5V—
—きょしちょう座ε星4.5B9IV—

きょしちょう座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、きょしちょう座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のきょしちょう座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
きょしちょう座の星座線。文字のないきょしちょう座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

きょしちょう座は、1590年代にオランダの航海士ピーテル・ディルクスゾーン・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが設け、ペトルス・プランシウスとヨハン・バイエルが発表した星座です。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

きょしちょう座についてのよくある質問

きょしちょう座でいちばん明るい星は?

きょしちょう座α星で、明るさは2.86等です。

きょしちょう座はいつ見える?

きょしちょう座は11月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯15度から南緯90度までの地域です。

きょしちょう座にはいくつの星がある?

きょしちょう座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は27個です。IAUの正式な固有名をもつ星はありません。

きょしちょう座の名前の意味は?

きょしちょう座の学名「Tucana」は、ラテン語で「オオハシ」という意味です。略符はTucです。α Tucanae(きょしちょう座α星)のような星の符号には、属格のTucanaeが使われます。

隣の星座

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