はちぶんぎ座(Octans)

はちぶんぎ座(八分儀)は南天の星座で、9月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星ははちぶんぎ座ν星(3.76等)です。はちぶんぎ座の面積は291平方度で、88星座のうち50番目の大きさです。

更新日:

はちぶんぎ座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図
はちぶんぎ座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

この画像をウェブサイトに埋め込む

このHTMLをページに貼り付けてください。ライセンスで求められる出典表示付きで画像が表示されます。

はちぶんぎ座の詳しい星図

はちぶんぎ座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(Polaris Australis)、IAUの星座境界と隣の星座入り
はちぶんぎ座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Octans(属格:Octantis)
略符Oct
意味八分儀
面積291平方度(88星座中50位)
位置赤経 21.5時、赤緯 −85°
全体が見える範囲北緯0度〜南緯90度
見ごろ9月(21時ごろ)
最も明るい星はちぶんぎ座ν星
6等星より明るい星35個
固有名のある星(IAU)1個
メシエ天体なし
隣の星座ふうちょう座、カメレオン座、みずへび座、インディアン座、テーブルさん座、くじゃく座、きょしちょう座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

はちぶんぎ座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、はちぶんぎ座の全体が地平線の上に昇ることはありません。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では沈むことがなく、南の空で高度約40°まで昇ります。前後の月(8月と10月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

はちぶんぎ座はふうちょう座、カメレオン座、みずへび座、インディアン座、テーブルさん座、くじゃく座、きょしちょう座と接しています。

夜空でのはちぶんぎ座の位置。周りのふうちょう座、カメレオン座、みずへび座、インディアン座、テーブルさん座、くじゃく座、きょしちょう座とともに表示
周りの星座の中のはちぶんぎ座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

はちぶんぎ座の主な星

はちぶんぎ座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が35個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—はちぶんぎ座ν星3.76K0III—
—はちぶんぎ座β星4.15A9IV-V—
—はちぶんぎ座δ星4.32K2III—

はちぶんぎ座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、はちぶんぎ座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のはちぶんぎ座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
はちぶんぎ座の星座線。文字のないはちぶんぎ座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

はちぶんぎ座は、1751〜52年に喜望峰で南天の星図を作ったフランスの天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカイユが設けた星座です。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

はちぶんぎ座についてのよくある質問

はちぶんぎ座でいちばん明るい星は?

はちぶんぎ座ν星で、明るさは3.76等です。

はちぶんぎ座はいつ見える?

はちぶんぎ座は9月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯0度から南緯90度までの地域です。

はちぶんぎ座にはいくつの星がある?

はちぶんぎ座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は35個です。そのうち1個にIAUの正式な固有名があります。

はちぶんぎ座の名前の意味は?

はちぶんぎ座の学名「Octans」は、ラテン語で「八分儀」という意味です。略符はOctです。ν Octantis(はちぶんぎ座ν星)のような星の符号には、属格のOctantisが使われます。

隣の星座

このページの誤りを報告する