ちょうこくしつ座(Sculptor)

ちょうこくしつ座(彫刻家)は南天の星座で、11月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はちょうこくしつ座α星(4.31等)です。ちょうこくしつ座の面積は475平方度で、88星座のうち36番目の大きさです。

更新日:

ちょうこくしつ座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図
ちょうこくしつ座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

この画像をウェブサイトに埋め込む

このHTMLをページに貼り付けてください。ライセンスで求められる出典表示付きで画像が表示されます。

ちょうこくしつ座の詳しい星図

ちょうこくしつ座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(ギリシャ文字)、IAUの星座境界と隣の星座入り
ちょうこくしつ座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Sculptor(属格:Sculptoris)
略符Scl
意味彫刻家
面積475平方度(88星座中36位)
位置赤経 0.4時、赤緯 −32°
全体が見える範囲北緯51度〜南緯90度
見ごろ11月(21時ごろ)
最も明るい星ちょうこくしつ座α星
6等星より明るい星34個
固有名のある星(IAU)なし
メシエ天体なし
隣の星座みずがめ座、くじら座、ろ座、つる座、ほうおう座、みなみのうお座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

ちょうこくしつ座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、11月の夕方に南の空を見てください。21時ごろにちょうこくしつ座が最も高くなり、南の地平線から約18°の高さに見えます。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では北の空で最も高くなり、高度は約87°です。前後の月(10月と12月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

ちょうこくしつ座はみずがめ座、くじら座、ろ座、つる座、ほうおう座、みなみのうお座と接しています。

夜空でのちょうこくしつ座の位置。周りのみずがめ座、くじら座、ろ座、つる座、ほうおう座、みなみのうお座とともに表示
周りの星座の中のちょうこくしつ座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

ちょうこくしつ座の主な星

ちょうこくしつ座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が34個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—ちょうこくしつ座α星4.31B7IIIp—
—ちょうこくしつ座β星4.37B9.5IVpHgMnEu—
—ちょうこくしつ座γ星4.41K1III—

ちょうこくしつ座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、ちょうこくしつ座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のちょうこくしつ座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
ちょうこくしつ座の星座線。文字のないちょうこくしつ座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

ちょうこくしつ座は、1751〜52年に喜望峰で南天の星図を作ったフランスの天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカイユが設けた星座です。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

ちょうこくしつ座についてのよくある質問

ちょうこくしつ座でいちばん明るい星は?

ちょうこくしつ座α星で、明るさは4.31等です。

ちょうこくしつ座はいつ見える?

ちょうこくしつ座は11月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯51度から南緯90度までの地域です。

ちょうこくしつ座にはいくつの星がある?

ちょうこくしつ座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は34個です。IAUの正式な固有名をもつ星はありません。

ちょうこくしつ座の名前の意味は?

ちょうこくしつ座の学名「Sculptor」は、ラテン語で「彫刻家」という意味です。略符はSclです。α Sculptoris(ちょうこくしつ座α星)のような星の符号には、属格のSculptorisが使われます。

隣の星座

このページの誤りを報告する