や座(Sagitta)

や座(矢)は北天の星座で、9月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はや座γ星(3.47等)です。や座の面積は80平方度で、88星座のうち86番目の大きさです。

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や座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図
や座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

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や座の詳しい星図

や座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(Sham)、メシエ天体(M71)、IAUの星座境界と隣の星座入り
や座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Sagitta(属格:Sagittae)
略符Sge
意味矢
面積80平方度(88星座中86位)
位置赤経 19.7時、赤緯 +19°
全体が見える範囲北緯90度〜南緯68度
見ごろ9月(21時ごろ)
最も明るい星や座γ星
6等星より明るい星15個
固有名のある星(IAU)1個
メシエ天体M71
隣の星座わし座、いるか座、ヘルクレス座、こぎつね座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

や座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、9月の夕方に南の空を見てください。21時ごろにや座が最も高くなり、南の地平線から約69°の高さに見えます。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では北の空で最も高くなり、高度は約36°です。前後の月(8月と10月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

や座はわし座、いるか座、ヘルクレス座、こぎつね座と接しています。

夜空でのや座の位置。周りのわし座、いるか座、ヘルクレス座、こぎつね座とともに表示
周りの星座の中のや座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

や座の主な星

や座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が15個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—や座γ星3.47M0-III—
—や座δ星3.82M2II+A0V—
—や座β星4.37G8IIIaCN0.5—
Shamや座α星4.37G1II427 光年

や座のメシエ天体

や座には、シャルル・メシエのカタログに載っている天体が1つあります。

  • M71: 球状星団, 6.1 mag

や座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、や座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のや座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
や座の星座線。文字のないや座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

や座は、プトレマイオスが『アルマゲスト』(2世紀)に挙げた48星座の1つです。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

や座についてのよくある質問

や座でいちばん明るい星は?

や座γ星で、明るさは3.47等です。

や座はいつ見える?

や座は9月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯90度から南緯68度までの地域です。

や座にはいくつの星がある?

や座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は15個です。そのうち1個にIAUの正式な固有名があります。

や座の名前の意味は?

や座の学名「Sagitta」は、ラテン語で「矢」という意味です。略符はSgeです。γ Sagittae(や座γ星)のような星の符号には、属格のSagittaeが使われます。

隣の星座

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