らしんばん座(Pyxis)

らしんばん座(羅針盤)は南天の星座で、3月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はらしんばん座α星(3.68等)です。らしんばん座の面積は221平方度で、88星座のうち65番目の大きさです。

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らしんばん座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図
らしんばん座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

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らしんばん座の詳しい星図

らしんばん座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(ギリシャ文字)、IAUの星座境界と隣の星座入り
らしんばん座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Pyxis(属格:Pyxidis)
略符Pyx
意味羅針盤
面積221平方度(88星座中65位)
位置赤経 8.9時、赤緯 −28°
全体が見える範囲北緯53度〜南緯90度
見ごろ3月(21時ごろ)
最も明るい星らしんばん座α星
6等星より明るい星18個
固有名のある星(IAU)なし
メシエ天体なし
隣の星座ポンプ座、うみへび座、とも座、ほ座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

らしんばん座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、3月の夕方に南の空を見てください。21時ごろにらしんばん座が最も高くなり、南の地平線から約22°の高さに見えます。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では北の空で最も高くなり、高度は約83°です。前後の月(2月と4月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

らしんばん座はポンプ座、うみへび座、とも座、ほ座と接しています。

夜空でのらしんばん座の位置。周りのポンプ座、うみへび座、とも座、ほ座とともに表示
周りの星座の中のらしんばん座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

らしんばん座の主な星

らしんばん座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が18個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—らしんばん座α星3.68B1.5III—
—らしんばん座β星3.97G7Ib-II—
—らしんばん座γ星4.01K3-III—

らしんばん座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、らしんばん座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のらしんばん座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
らしんばん座の星座線。文字のないらしんばん座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

らしんばん座は、1751〜52年に喜望峰で南天の星図を作ったフランスの天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカイユが設けた星座です。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

らしんばん座についてのよくある質問

らしんばん座でいちばん明るい星は?

らしんばん座α星で、明るさは3.68等です。

らしんばん座はいつ見える?

らしんばん座は3月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯53度から南緯90度までの地域です。

らしんばん座にはいくつの星がある?

らしんばん座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は18個です。IAUの正式な固有名をもつ星はありません。

らしんばん座の名前の意味は?

らしんばん座の学名「Pyxis」は、ラテン語で「羅針盤」という意味です。略符はPyxです。α Pyxidis(らしんばん座α星)のような星の符号には、属格のPyxidisが使われます。

隣の星座

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