ほ座(Vela)

ほ座(船の帆)は南天の星座で、3月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はほ座γ2星(1.78等)です。ほ座の面積は500平方度で、88星座のうち32番目の大きさです。

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ほ座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図(Alsephina・スハイル・マルケブ)
ほ座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

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ほ座の詳しい星図

ほ座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(Alsephina、スハイル、マルケブ)、IAUの星座境界と隣の星座入り
ほ座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Vela(属格:Velorum)
略符Vel
意味船の帆
面積500平方度(88星座中32位)
位置赤経 9.5時、赤緯 −48°
全体が見える範囲北緯33度〜南緯90度
見ごろ3月(21時ごろ)
最も明るい星ほ座γ2星
6等星より明るい星126個
固有名のある星(IAU)3個
メシエ天体なし
隣の星座ポンプ座、りゅうこつ座、ケンタウルス座、とも座、らしんばん座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

ほ座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、3月の夕方に南の空を見てください。21時ごろにほ座が最も高くなり、南の地平線から約2°の高さに見えます。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では南の空で最も高くなり、高度は約77°です。前後の月(2月と4月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

ほ座はポンプ座、りゅうこつ座、ケンタウルス座、とも座、らしんばん座と接しています。

夜空でのほ座の位置。周りのポンプ座、りゅうこつ座、ケンタウルス座、とも座、らしんばん座とともに表示
周りの星座の中のほ座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

ほ座の主な星

ほ座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が126個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—ほ座γ2星1.78WC8+O9I—
Alsephinaほ座δ星1.96A1V—
スハイルほ座λ星2.21K4.5Ib-II—
マルケブほ座κ星2.5B2IV-V571 光年
—ほ座μ星2.69G5III+G2V—
—HR 38033.13K5III—
—ほ座φ星3.54B5Ib—
—ほ座ψ星3.6F3IV+F0IV—
—HR 34473.62B3IV—
—HR 36143.75K2III—
—HR 41673.84F4IV+F3—
—HR 34453.84F3Ia—

ほ座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、ほ座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のほ座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
ほ座の星座線。文字のないほ座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

ほ座は、かつてプトレマイオスの大きな船の星座「アルゴ座」の一部で、1750年代にニコラ=ルイ・ド・ラカイユがりゅうこつ座・とも座・ほ座に分けた星座です。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

ほ座についてのよくある質問

ほ座でいちばん明るい星は?

ほ座γ2星で、明るさは1.78等です。

ほ座はいつ見える?

ほ座は3月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯33度から南緯90度までの地域です。

ほ座にはいくつの星がある?

ほ座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は126個です。そのうち3個にIAUの正式な固有名があります。

ほ座の名前の意味は?

ほ座の学名「Vela」は、ラテン語で「船の帆」という意味です。略符はVelです。γ2 Velorum(ほ座γ2星)のような星の符号には、属格のVelorumが使われます。

隣の星座

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