かんむり座(Corona Borealis)

かんむり座(北の冠)は北天の星座で、7月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はアルフェッカ(2.23等)です。かんむり座の面積は179平方度で、88星座のうち72番目の大きさです。

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かんむり座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図(アルフェッカ)
かんむり座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

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かんむり座の詳しい星図

かんむり座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(アルフェッカ、Nusakan)、IAUの星座境界と隣の星座入り
かんむり座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Corona Borealis(属格:Coronae Borealis)
略符CrB
意味北の冠
面積179平方度(88星座中72位)
位置赤経 15.9時、赤緯 +32°
全体が見える範囲北緯90度〜南緯50度
見ごろ7月(21時ごろ)
最も明るい星アルフェッカ
6等星より明るい星26個
固有名のある星(IAU)2個
メシエ天体なし
隣の星座うしかい座、ヘルクレス座、へび座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

かんむり座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、7月の夕方に南の空を見てください。21時ごろにかんむり座が最も高くなり、南の地平線から約82°の高さに見えます。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では北の空で最も高くなり、高度は約23°です。前後の月(6月と8月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

かんむり座はうしかい座、ヘルクレス座、へび座と接しています。

夜空でのかんむり座の位置。周りのうしかい座、ヘルクレス座、へび座とともに表示
周りの星座の中のかんむり座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

かんむり座の主な星

かんむり座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が26個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
アルフェッカかんむり座α星2.23A0V+G5V75 光年
Nusakanかんむり座β星3.68F0p117 光年
—かんむり座γ星3.84B9IV+A3V—
—かんむり座θ星4.14B6Vnne—
—かんむり座ε星4.15K2IIIab—

かんむり座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、かんむり座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のかんむり座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
かんむり座の星座線。文字のないかんむり座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

かんむり座は、プトレマイオスが『アルマゲスト』(2世紀)に挙げた48星座の1つです。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

かんむり座についてのよくある質問

かんむり座でいちばん明るい星は?

アルフェッカで、明るさは2.23等、地球からの距離は約75光年です。

かんむり座はいつ見える?

かんむり座は7月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯90度から南緯50度までの地域です。

かんむり座にはいくつの星がある?

かんむり座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は26個です。そのうち2個にIAUの正式な固有名があります。

かんむり座の名前の意味は?

かんむり座の学名「Corona Borealis」は、ラテン語で「北の冠」という意味です。略符はCrBです。α Coronae Borealis(かんむり座α星)のような星の符号には、属格のCoronae Borealisが使われます。

隣の星座

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