じょうぎ座(Norma)

じょうぎ座(直角定規)は南天の星座で、7月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はじょうぎ座γ2星(4.02等)です。じょうぎ座の面積は165平方度で、88星座のうち74番目の大きさです。

更新日:

じょうぎ座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図
じょうぎ座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

この画像をウェブサイトに埋め込む

このHTMLをページに貼り付けてください。ライセンスで求められる出典表示付きで画像が表示されます。

じょうぎ座の詳しい星図

じょうぎ座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(ギリシャ文字)、IAUの星座境界と隣の星座入り
じょうぎ座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Norma(属格:Normae)
略符Nor
意味直角定規
面積165平方度(88星座中74位)
位置赤経 16.0時、赤緯 −52°
全体が見える範囲北緯30度〜南緯90度
見ごろ7月(21時ごろ)
最も明るい星じょうぎ座γ2星
6等星より明るい星26個
固有名のある星(IAU)なし
メシエ天体なし
隣の星座さいだん座、コンパス座、おおかみ座、さそり座、みなみのさんかく座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

じょうぎ座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、じょうぎ座の全体が地平線の上に昇ることはありません。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では南の空で最も高くなり、高度は約73°です。前後の月(6月と8月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

じょうぎ座はさいだん座、コンパス座、おおかみ座、さそり座、みなみのさんかく座と接しています。

夜空でのじょうぎ座の位置。周りのさいだん座、コンパス座、おおかみ座、さそり座、みなみのさんかく座とともに表示
周りの星座の中のじょうぎ座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

じょうぎ座の主な星

じょうぎ座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が26個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
—じょうぎ座γ2星4.02G8III—
—じょうぎ座ε星4.47B4V—

じょうぎ座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、じょうぎ座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のじょうぎ座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
じょうぎ座の星座線。文字のないじょうぎ座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

じょうぎ座は、1751〜52年に喜望峰で南天の星図を作ったフランスの天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカイユが設けた星座です。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

じょうぎ座についてのよくある質問

じょうぎ座でいちばん明るい星は?

じょうぎ座γ2星で、明るさは4.02等です。

じょうぎ座はいつ見える?

じょうぎ座は7月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯30度から南緯90度までの地域です。

じょうぎ座にはいくつの星がある?

じょうぎ座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は26個です。IAUの正式な固有名をもつ星はありません。

じょうぎ座の名前の意味は?

じょうぎ座の学名「Norma」は、ラテン語で「直角定規」という意味です。略符はNorです。γ2 Normae(じょうぎ座γ2星)のような星の符号には、属格のNormaeが使われます。

隣の星座

このページの誤りを報告する