へびつかい座(Ophiuchus)

へびつかい座(蛇使い)は天の赤道付近の星座で、7月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星はラス・アルハゲ(2.08等)です。へびつかい座の面積は948平方度で、88星座のうち11番目の大きさです。

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へびつかい座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図(ラス・アルハゲ・サビク・イェド・プリオル・ケバルライ・イェド・ポステリオル)
へびつかい座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

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へびつかい座の詳しい星図

へびつかい座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(ラス・アルハゲ、サビク、イェド・プリオル、ケバルライ)、メシエ天体(M9、M10、M12、M14、M19、M62、M107)、IAUの星座境界と隣の星座入り
へびつかい座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Ophiuchus(属格:Ophiuchi)
略符Oph
意味蛇使い
面積948平方度(88星座中11位)
位置赤経 17.4時、赤緯 −6°
全体が見える範囲北緯60度〜南緯76度
見ごろ7月(21時ごろ)
最も明るい星ラス・アルハゲ
6等星より明るい星86個
固有名のある星(IAU)7個
メシエ天体M9、M10、M12、M14、M19、M62、M107
隣の星座わし座、ヘルクレス座、てんびん座、さそり座、へび座、いて座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

へびつかい座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、7月の夕方に南の空を見てください。21時ごろにへびつかい座が最も高くなり、南の地平線から約44°の高さに見えます。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では北の空で最も高くなり、高度は約61°です。前後の月(6月と8月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

へびつかい座はわし座、ヘルクレス座、てんびん座、さそり座、へび座、いて座と接しています。

夜空でのへびつかい座の位置。周りのわし座、ヘルクレス座、てんびん座、さそり座、へび座、いて座とともに表示
周りの星座の中のへびつかい座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

へびつかい座の主な星

へびつかい座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が86個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
ラス・アルハゲへびつかい座α星2.08A5III—
サビクへびつかい座η星2.43A2V—
—へびつかい座ζ星2.56O9.5Vn—
イェド・プリオルへびつかい座δ星2.74M0.5III160 光年
ケバルライへびつかい座β星2.77K2III83 光年
—へびつかい座κ星3.2K2III—
イェド・ポステリオルへびつかい座ε星3.24G9.5IIIbFe-0.5108 光年
—へびつかい座θ星3.27B2IV—
—へびつかい座ν星3.34K0IIIaCN-1—
—へびつかい座72番星3.73A4IV s—
—へびつかい座γ星3.75A0Vnp—
Marfikへびつかい座λ星3.82A0V+A4V—

へびつかい座のメシエ天体

へびつかい座には、シャルル・メシエのカタログに載っている天体が7個あります。

  • M9: 球状星団, 8.4 mag
  • M10: 球状星団, 5.0 mag
  • M12: 球状星団, 6.1 mag
  • M14: 球状星団, 5.7 mag
  • M19: 球状星団, 5.6 mag
  • M62: 球状星団, 7.4 mag
  • M107: 球状星団, 8.9 mag

へびつかい座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、へびつかい座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のへびつかい座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
へびつかい座の星座線。文字のないへびつかい座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

へびつかい座は、プトレマイオスが『アルマゲスト』(2世紀)に挙げた48星座の1つです。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

へびつかい座についてのよくある質問

へびつかい座でいちばん明るい星は?

ラス・アルハゲで、明るさは2.08等です。

へびつかい座はいつ見える?

へびつかい座は7月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯60度から南緯76度までの地域です。

へびつかい座にはいくつの星がある?

へびつかい座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は86個です。そのうち7個にIAUの正式な固有名があります。

へびつかい座の名前の意味は?

へびつかい座の学名「Ophiuchus」は、ラテン語で「蛇使い」という意味です。略符はOphです。α Ophiuchi(へびつかい座α星)のような星の符号には、属格のOphiuchiが使われます。

隣の星座

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