こぐま座(Ursa Minor)

こぐま座(小さなクマ)は北天の星座で、6月の夕方に最もよく見えます。いちばん明るい星は北極星(2.02等)です。7つの星が小さなひしゃくの形に並び、「小北斗」とも呼ばれます。こぐま座の面積は256平方度で、88星座のうち56番目の大きさです。

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こぐま座。主な星を星座線で結んだシンプルな星図(北極星・コカブ・フェルカド)
こぐま座の形。明るい星を伝統的な星座線で結んでいます。

クレジット表記で自由に利用できます: Atlas of the Sky (constellationmap.org), CC BY 4.0 · 詳しく

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こぐま座の詳しい星図

こぐま座の星図。星を結ぶ星座線、明るい星の名前(北極星、コカブ、フェルカド、Yildun)、IAUの星座境界と隣の星座入り
こぐま座の星図。線は伝統的な星座の形を結び、破線はIAUが定めた正式な星座境界です。明るい星には固有名またはギリシャ文字を付けています。

基本データ

学名Ursa Minor(属格:Ursae Minoris)
略符UMi
意味小さなクマ
面積256平方度(88星座中56位)
位置赤経 15.0時、赤緯 +78°
全体が見える範囲北緯90度〜南緯0度
見ごろ6月(21時ごろ)
最も明るい星北極星
6等星より明るい星26個
固有名のある星(IAU)4個
メシエ天体なし
隣の星座きりん座、ケフェウス座、りゅう座

出典:恒星の位置・等級・色はエール輝星星表(Yale Bright Star Catalogue)、星座の境界と恒星名は国際天文学連合(IAU)、面積と距離はWikidata、星座線はM. van der Sluysによります。星図の作り方

こぐま座の見つけ方

北緯40度(日本、アメリカ、南ヨーロッパ)では、こぐま座は一年中沈まない周極星座で、一晩中見えます。6月の夕方に北の空で最も高くなり、高度は約52°です。南緯35度(オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)では地平線の下にあり、見えません。前後の月(5月と7月)も観察に向いています。同じ位置に来る時刻が2時間ほど遅く、または早くなります。

こぐま座はきりん座、ケフェウス座、りゅう座と接しています。

夜空でのこぐま座の位置。周りのきりん座、ケフェウス座、りゅう座とともに表示
周りの星座の中のこぐま座(強調表示)。目印として明るい星の名前を示しています。

こぐま座の主な星

こぐま座には、暗い夜空で肉眼で見える限界の6等星より明るい星が26個あります。明るい星は次のとおりです。

星符号等級スペクトル型距離
北極星こぐま座α星2.02F7:Ib-II432 光年
コカブこぐま座β星2.08K4-III131 光年
フェルカドこぐま座γ星3.05A3II-III766 光年
—こぐま座ε星4.23G5III—
—こぐま座5番星4.25K4-IIIBa0.3—
—こぐま座ζ星4.32A3Vn—
Yildunこぐま座δ星4.36A1Vn182 光年

こぐま座の印刷用星図と星座線

印刷向けの白黒の星図と、こぐま座の形だけを描いた星座線の図です。学校の課題や自由研究、ワークシート、星座の形を覚えるのに使えます。

印刷用のこぐま座の白黒星図。星の名前、星座線、星座境界入り
ダウンロード:PNGPDF
こぐま座の星座線。文字のないこぐま座の形だけの図
ダウンロード:PNG

歴史

こぐま座は、プトレマイオスが『アルマゲスト』(2世紀)に挙げた48星座の1つです。正式な星座境界は、1930年にウジェーヌ・デルポルトが国際天文学連合(IAU)のために定めました。

こぐま座についてのよくある質問

こぐま座でいちばん明るい星は?

北極星で、明るさは2.02等、地球からの距離は約432光年です。

こぐま座はいつ見える?

こぐま座は6月の夕方に最もよく見えます。星座の全体が見えるのは、北緯90度から南緯0度までの地域です。

こぐま座にはいくつの星がある?

こぐま座で6等星より明るく、暗い夜空で肉眼で見える星は26個です。そのうち4個にIAUの正式な固有名があります。

こぐま座の名前の意味は?

こぐま座の学名「Ursa Minor」は、ラテン語で「小さなクマ」という意味です。略符はUMiです。α Ursae Minoris(こぐま座α星)のような星の符号には、属格のUrsae Minorisが使われます。

隣の星座

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